あなたが居なくなった日。

そこまで話して残っているプリンを頬張る。

冷蔵庫で冷やされていたプリンは雪の中で更に冷やされてめちゃくちゃに冷たい。

でも、とっても甘い。

「そりゃそうだよ。

自分の考えだって分からない時があるのに、他人の考えてることなんて全くもって分かるはずないよね。

ね?三咲?」

友の問いかけに、最後の一口を味わいながら自問する。

楓のこの表情からするに、きっとまだ勘違いを続行している。

……勘違い、だよね?

自分の心に聞いてみる。
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