一期一会
「うん。ありがとう……」
家で鉛筆を入れるのに使おうと思ったけれど、せっかく貰ったのに彼に見えないところで使うのはなと思ったから学校用に使っていた。
「俺も使ってくれて嬉しい」
中原君は優しい顔でニッコリ微笑んだ。
私の心臓がまた少し速さを上げる。
「テスト終わったら、またどっか行く?」
彼の言葉にどんどん心臓は速くなる。
「うん……」
「じゃあ赤点取らないようにしないとな。補習凄いらしいから」
「そうだね」
「じゃあ、続きやりますか」
「うん」
私達はそれから十八時過ぎまで教え合いながら勉強した。
中原君がまたどこかに行こうって誘ってくれた。
絶対、赤点取らないようにしないと。
中原君との楽しみがどんどん増えていく。
テストまでにもう一回、中原君と一緒に勉強会をやった。
それから数日後、初めてのテストを迎えた。
家で鉛筆を入れるのに使おうと思ったけれど、せっかく貰ったのに彼に見えないところで使うのはなと思ったから学校用に使っていた。
「俺も使ってくれて嬉しい」
中原君は優しい顔でニッコリ微笑んだ。
私の心臓がまた少し速さを上げる。
「テスト終わったら、またどっか行く?」
彼の言葉にどんどん心臓は速くなる。
「うん……」
「じゃあ赤点取らないようにしないとな。補習凄いらしいから」
「そうだね」
「じゃあ、続きやりますか」
「うん」
私達はそれから十八時過ぎまで教え合いながら勉強した。
中原君がまたどこかに行こうって誘ってくれた。
絶対、赤点取らないようにしないと。
中原君との楽しみがどんどん増えていく。
テストまでにもう一回、中原君と一緒に勉強会をやった。
それから数日後、初めてのテストを迎えた。