異世界ピエロに恋した私。
「僕もお茶会行きたいな〜」

「ついてくるのはいいけど、ちゃんと隠れてろよ」

リグナは特別動物の中で普通に言葉を話すことが出来る。
そんな変わった動物を見たら他の人間が盗みに来るに決まってる、そう考え存在を隠している。
今の時刻は14時半過ぎ、開始まで残り20分。
俺は急いでイスに掛けてあるジャケットと帽子を身につけ、ヒスナー家という会場へ向かった。
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