ようこそ、恋愛指南部へ!


「顔真っ赤だな、ポスト見てぇ」

「ポスト!?」

メンダコも驚きだったが、今の流れでポストもどう考えてもおかしい。

この小説の恋愛が進行しないのってもはや私だけの責任じゃないような気がするんだけど……

そうして話しているうちに、お化け屋敷の順番が近付いてきた。

怖がりなほうではないけど、こう雰囲気あるとやっぱり怖く感じるよね。


「みゆー!!!」

不意にどこからともなく、女の子が名前を呼ぶ声が聞こえてきた。

「げ、璃華(りか)……」

茶色の髪をポニーテールにしていて

顔はナチュラルにメイクされていてとてもきれいな女の子。

着ている千鳥柄のワンピースもとてもよく似合っている。

セトくんの知り合いなのかな?


「やっと見つけた!ずっと探してたんだから!!」

「璃華に見つかりたくないから隠れてたんだよ!」

「何よっ、折角幼馴染様が来てあげたっていうのに!」

「この前学園祭の入場券奪い取ったのお前だろ!?」


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