ようこそ、恋愛指南部へ!



残念ながら私はあなたのこと全く知らないからなんとでも言えちゃうんですけどね。


「知りませんし興味もありません」

「……んなっ!?」

口をパクパクさせる、目の前のイケメン(3年生)。

餌を食べる鯉みたいな口が、ちょっと面白い。


「……いいか、耳かっぽじってよーく聞け。尚且つ全集中の呼吸で聞け、いいな」

「何かもうドラマとか某有名アニメのセリフ混ざりまくってますけど……」


たった今決定しました。

この小説はギャグ路線を重視していきます!!

かっこいい狼さんが、口をパクパクさせる鯉に見えちゃうくらいだもん。

純愛カテゴリーにはどうやっても入れそうにない。


何て思ってるうちに、私がさっき叫んだよりもどでかい声で、 

俺様何様暴君様の自己紹介が始まった。



「俺は椎名一護(しいな いちご)。恋愛指南部の部長だ!

この学校内で1年とは言え俺の名前を知らないやつはいねぇ。

だから金輪際知らねぇとは言わせねぇ、以上だ」


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