ようこそ、恋愛指南部へ!
いやいやいや…
いきなり何言っちゃってんのこの人!?
ぶっきらぼうに差し出されたその紙は……入部届!?
「聞こえなかったのか?名前書け、って言ったんだよ、アホ」
こ、こ、この男……
3年生だか何だか知らないけど……
「あり得ないっつーの!」
私の叫び声が教室いっぱいに響き渡った。
正確に言えば、教室というより部室な気もするが…
とにかく、意味が分からない。
長過ぎる前置きだったが、ようやく冒頭に戻るのである。
「うぜぇ!大声で叫ぶんじゃねぇよ!アホ」
「アホは私じゃなくてあんたでしょ!
説明も何もなくいきなり名前書けとか言われて誰が書くか!」
「てめぇ、1年か……まさかとは思うがこの俺を知らねぇってのか?」
で、出たー!
少女漫画にありがちな『絶対女子は俺のこと知ってる』って思い込む系の男子ー!
こういうこと言う人ってほんとにイケメンしかいないんだなぁ…と呑気に考える。