略奪"純"愛 『泣かすなら俺がもらう』
「どうぞ。」

結が俺の部屋に入る。



先週程ではないが、緊張してきた。

ドキドキする。

結の強張った表情が余計に緊張を誘う。

「先にシャワー浴びて来いよ。」

俺は言った。

「うん。」

結は着替えを持って浴室へ向かう。


その間に、俺は避妊具を確認する。

俺は、絶対に結婚前に、妊娠させたりしない。

もう一度やったら、結がどんな陰口を言われるか分かったもんじゃない。

俺は、結を全力で守るって決めたんだ。

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