極上御曹司の愛妻に永久指名されました
現れたのは風間と長谷川で、ふたりともロングコートの下はなぜかスーツ。
「ちょっと近くを通ったから寄ってみた」
風間がクールに言えば、長谷川はニコッと微笑む。
「二日ぶりだね、紫ちゃん」
「こんなに早く来てくれるなんて思わなかった。好きな席座って」
リムジンで送ってもらった時、『それは是非とも行かないとな』ってふたりは言ってたけど社交辞令かと思って本気にしていなかったのだ。
笑顔で声をかければ、ふたりは窓際の席に座った。
大学でもモテモテのふたりがうちの店にいるなんて、なんだか変な感じ。
明らかにふたりの周りだけがキラキラしている。
うっ、眩しい。
このふたりと一緒に旅行していたなんて、今思うと信じられないな。
だって、私とは別の世界に彼らは住んでいるから。
水と温かいおしぼりをトレーに乗せて、ふたりのテーブルに持っていく。
「ちょっと近くを通ったから寄ってみた」
風間がクールに言えば、長谷川はニコッと微笑む。
「二日ぶりだね、紫ちゃん」
「こんなに早く来てくれるなんて思わなかった。好きな席座って」
リムジンで送ってもらった時、『それは是非とも行かないとな』ってふたりは言ってたけど社交辞令かと思って本気にしていなかったのだ。
笑顔で声をかければ、ふたりは窓際の席に座った。
大学でもモテモテのふたりがうちの店にいるなんて、なんだか変な感じ。
明らかにふたりの周りだけがキラキラしている。
うっ、眩しい。
このふたりと一緒に旅行していたなんて、今思うと信じられないな。
だって、私とは別の世界に彼らは住んでいるから。
水と温かいおしぼりをトレーに乗せて、ふたりのテーブルに持っていく。