あなたの心の片隅に。


京「俺は志保ちゃんの笑った顔が好きだから」



私「す、すき?」



京「そう。好き」



ポンポンと撫でられた頭

心臓に重たいものがどしんとぶつかったような衝撃を受けた



試着室には私と京輔君の2人きり



明るい髪に可愛い系の顔はハーフモデルのような綺麗な容姿



私「か、からかわないでください」



京「フフッもしかして照れちゃった?」



私「そ、そんなんじゃないです!」



京「そう?」


ううん。

きっと顔は真っ赤だし嘘だってバレてる


でも嘘だって信じたい。


この気持ちは嘘だよ



私は優哉君の奥さんになるんだから

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