あなたの心の片隅に。



会場に着くなりたくさんの人


tojyoグループのスタッフらしい。



(ふぅ………)



佐「志保さん。大丈夫です
頑張ってきましたから。」



私「はい。」



優哉君と会う時間も格段と減った。




こんなんで夫婦とは呼べないけど





少しでも優哉君に必要とされるために頑張った





優哉君にとってはどうでもいいことかもしれないけど。





1ヶ月後のパーティーの日まで。

必ず優哉君の右腕になってみせる。その想いで。







スーツ姿の優哉君と各テーブルに挨拶に行く





今日はお越しいただきありがとうございます

と頭を下げながら




フランス語、
イタリア語、
スペイン語、
中国語
韓国語

さまざまな語の通訳した。




このために必死になって覚えた同時通訳。






中には日本の伝統に興味をお示しの方もいて

茶道のことなど

お稽古事をしてたおかげで役に立った。


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