この声が聞こえるまで
彼等とは家族でもなければ使い魔と言う関係でもない。

それなのに何故?

「波長が合う特例の条件を知ってますか?」

特例??一般範囲までしか私は知らない。

「神に認められた者、または神に成りうる可能性のある者は生まれながらに同じ波長を持っているそうです。そしてその波長が現れるのが18歳の誕生日です。私達はその波長を頼りに貴方を迎えに来ました。」

「待ってください、話についていけません。それに私は神とは遠い存在です。」

神に近づいていいはずがない。

憎しみや怒りなどの醜い邪念にまみれている。

そんな人間に近づく資格など与えられるわけがないのだ。
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