10日間彼氏
「そうだ、ちゃんと言わないといけなかったんだ、
桃ちゃん」

「は、はい」

彼がまた近づいてきたので、一気に緊張する。

その真剣な表情にドキッとしながら彼を見上げた。

「大好きだよ。僕の彼女になってください」

「はい、私も、大好きです」

素直に彼に伝えると、見つめあい微笑み合った。

たまらなくなって、握手している手をギュッと強く握った。

これからはずっと、ずっと、一緒にいられるんだね。青くん。

ふと、視線が痛いほど刺さるのを感じてコンビニに目をやると、店長さんがニコニコ笑いながら、ガッツポーズをしている。

「あー、あの人、僕の伯父さんなんだ。ずっと僕らのことを応援してくれててさ、桃ちゃんのファンらしいよ」
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