perverse
唇が離れた瞬間

『美波、どうしたの?』

私が求めているのをわかっているはずなのに相変わらず焦らそうとしている?
私は彼の眼を睨むように見つめる。要求が満たされのが悔しいのか?眼 がウルウルしてきた
そんな私を見て

『美波かわいい』

と言いながら軽く抱きしめる宙さん

『俺が欲しくなった?』

って嬉しそうに、私の耳元で囁くので、素直にコクンと頷いた。

『ベッド行こうか……?』

私の手を引き、脱衣場で私にバスタオルをポンと被せる宙さん。優しく拭いてくれるのはいいけど、舌で首筋を辿り、バスタオルの上から胸を刺激する

私は、そんな彼の行為にもう立っていられない

私をいたぶるように弄ぶ宙さん。まるで子供のように意地悪だ

そんな宙さんと快楽の狭間で翻弄している私は滑稽に見えるけど、彼は絶対ワザとやっているけど抵抗することはできない

私の身体を拭き終わった宙さんは、腕を膝下に入れお姫様抱っこをして寝室に向かう

取り合えず揃えたキングサイズのベッドがあるだけの部屋で、ベッドも布団もあるもの全てが新品。私達の初めての夜には、新鮮な気持ちで迎えることができる

ベッドに身を沈め、バスタオルを剥ぎ取られた。全裸の私に横たわる彼は『何して欲しい?』
って何か企んでいるような、イジワルな笑みを浮かべながら私に尋ねる

私に尋ねてから、ずっと見つめ合っているっていうか、私は蛇に睨まれている蛙のよう

私が欲しいのは一つしかないのに

「宙さんが欲しい」

素直に言えない私がいる

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