perverse
ガチャって鍵が開きドアが開き、姉の顔が見える

私たち2人の顔……違う、たぶん宙さんの顔を見て

「あらっ」って驚く姉
『久しぶり』軽く会釈をする宙さん

2人は知り合いだったんですか?

リビングに通され、ソファーに座っている義兄の悠希と甥の駿の姿が目に入る

「こんにちは」って挨拶すると、背後にいる宙さんの姿を見て驚く義兄

後ろを振り返ると、宙さんは驚いてなかった

知り合いなのだろうか?

「久しぶり。えっ、星野が美波ちゃんと結婚するの?」
駿を自分の膝に座らせあやしながら、義兄は声をかける。

『そうなんだ。よろしくー』
って軽い挨拶。私だけが、その関係が読めず戸惑っている


「悠希さんと知り合い?」
ソファーの隣に座る宙さんに聞く

『高3のクラスが同じだった』
サラッと答える宙さん。義兄もウンウンって頷いている

言われてみれば、姉と義兄は同じ高校の先輩、後輩の仲。姉は私より2コ上で、宙さんと悠希さんはそれより2コ上。同じクラスだったとしてもおかしくない。

「星野、医者になったんだって?噂で聞いたよ」
『うだつの上がらない勤務医だけどな。それより藤井は?』
「銀行員」
『真面目なお前に似合ってるよな』

私を置いて2人で世間話で盛り上がっている。そういえば前に私の部屋でお姉ちゃんのこと聞いていたな……ということは悠希さんのことも知っていたかも
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