perverse
姉がコーヒーを持ってきて、私と宙さん、姉と悠希さんが対面にソファーに座る。

『美波さんと結婚します』
って言ってぺこって頭を下げる

「先輩と美波ってどこで知り合ったんですか?」

姉が明るい声で聞く

宙さん固まっている?

私の耳元で『翔の兄だって言ってないの?』って聞くので、首を横に振る私。たぶん、私が話していたと思っているはず。

ということは、私が話さなくてはいけないということ?

胸がドキドキする

深呼吸をし宙さんの方を向頷く。私が話すという意味なんだけど伝わったかな……。

「お姉ちゃん、宙さん翔のお兄さんなの」
覚悟を決めて口にした

「ーーーー」

沈黙・・・

そうなる事は想定内

横にいる宙さんをチラッと見ると、普通

でも、目の前にいる姉夫婦は……固まっていた

「翔って、ブライダルフェア行った直後に一方的に美波を捨てた奴?」

姉の血圧が上がって来ているのか、怒っている絶対
私はそんな姉を見ながらコクンと頷く

そんな姉を宥めるように悠希さんは
「星野……そんな経緯があるのに美波ちゃんと結婚できるの?」

実は、悠希さんと翔は顔見知りで、4人で何度か食事に行った事があった。

『できる。絶対幸せにする』
真剣に答える宙さん。

姉はあの時の4年前の怒りを思い出したかのように、目に涙を浮かべていた
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