perverse
「結構です」
拒否する私。可愛くないよね
肩で笑う彼は浴槽から出てきて
『遠慮しなくていいよ』

私のスポンジを取り上げ手に泡をつける
モコモコの泡を私の首筋につけ撫でる。その行為を下方向に何回か続け
私の背後から脇の下から腕を入れ抱きしめる。私の胸は泡だらけになり、彼の泡をつけて撫でる手が優しすぎて
「っうっ……」
それに感じてしまった私が声を漏らす
それに反応した宙さん
『エロいね』
耳元で囁き私を煽る
胸の一番膨らみを泡とともに弄ぶ。止められない声を彼の唇がで塞ぐ
唇は舌でこじ開けられ私の中を掻き回す。唇の隙間から息とともに声が漏れる
宙さんとの初めてのシュチエーション
湯気の熱気のせいもあるかもしれない
私の脳を刺激して興奮を誘う

宙さんの唇だけでなく、手も指も…私を刺激し私は快楽の絶頂にいる
初めて感じる、この感覚
「きもちいい」
彼の舌が私の口にいるのに吐息とも取れる声が呟く
その声が宙さんのスイッチを入れたみたいで、彼の右手が私の一番弱い所を弄りだした
立っていられないぐらい、私の身体はヒクついている
宙さんは、私の様子でわかったのか私の身体をシャワーで洗い流した

その後は浴槽に浸かり湯船に入る
浴槽の中で宙さんが座る
私は彼の背中を背もたれにして

彼は背後から耳を舌で攻め、同時に手を胸に持って行き弄ぶ
『気持ちイイ?』

意識は刺激に集中しているので、しっかり話すことができない
コクンと頷くだけ

ずっと続けられ、どれだけ時間が過ぎたのだろうか?
ぬるま湯とはいえ、湯船につかりながら愛撫をされていたので、二人とも汗だく

このまま、ここにいると脱水症になってもおかしくないくらい、身体は火照っている

『そろそろ出ようか……』
という宙さん。私は暑さと快楽の狭間でグッタリなっている。宙さんに引き上げてもらいバスルームを後に
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