perverse
意外というか当然な答え
それを聞いた宙さんの表情が曇る
翔はまだ彼女と関わっているんだ
でも宙さんは動揺を見せない
『絶対に嫁に言ったらダメだぞ。もし言ったら、協力はしない』
「絶対、言わない。俺が離婚したらココに住んでいい?3人で住みたい!駅から近いし、通勤も楽になるし」
『何おかしな事をいっているんだ。絶対ダメだ。お前は自分がローンを払っている家に住め」

翔は翔なりに家庭を築いて生活をしている
結婚して二年ちょっと
自宅も購入していろんな意味で責任もある
そう思うと子供が実の子じゃないというだけで簡単に離婚をするのは難しいのでは?
私もこれから結婚をする
当事者同士の問題だけではなく、お互いの家族とかいろんなしがらみがある事を改めて認識
翔は納得はいってないようだったけど、取りあえず時間も遅くなったので帰って行った
リビングには宙さんと私の二人きり
『今日は来ないと思ったよ』
「ごめんなさい。すごく宙さんに会いたくなって」
宙さんはそんな私に何も言わない

時計はもう9時を過ぎている
さすがに 今から料理を作る気分にもなれず、外食する元気もない
仕方なく宅配ピザを頼む事に
『お風呂でも入ってこれば』
お風呂まで入れてくれて、優しいお言葉
いつもは逆に私がしてあげているから、反対にしてもらうと嬉しくなる
< 220 / 294 >

この作品をシェア

pagetop