perverse
聞きたくなかった
4年も前の話なのに、心がズキズキ痛む
『彼女持ちの翔を奪って、2人でヨロシクやっている間に美波がどんなに苦しんでいたかわかっているか?』
「そんなの、わかるわけないでしょー。私の事じゃないんだしー」
『今のお前と変わらないんじゃないかと俺は思う。お前がヨリを戻すために必死で足掻いているのはわかる。あの時の美波も足掻いていた。そうだよな』
宙さんがこちらを見たのでウンって頷いた
『あの時、お前の存在を美波言わないように翔に言ったんだって』
「そうだったけ? 忘れたー」
『急に変わった翔の態度。陰で女がいるのにそれすらわからない。結果、無残に捨てられた美波の気持ちをお前はわかるか?』
「宙くん、そんなの自分の事じゃないし、わかる訳ないじゃない?それにね恋愛とか結婚とかって結果が重要。結局、取られて何もしないアナタにも問題があるのよー」
アナタニモモンダイガアルノヨー
真寛さんの、さっき言った言葉が頭の中をこだまする
翔を取られたのは、私が悪いって事?
あの頃は取られるなんて思ってもいなかったから隙だらけだったのは確か
全く、何もしなかった訳ではない
勇気を振り絞って電話だってした
あの時の選択が不正解だったのは確かだ
振り返っても、もっともっとすべき事があったのはわかる
今更どうこうできる事でもないし、別に何もしたくない
私は確実に未来に進んでいるから
今、何に怒っているかって?
手段の為なら何でも利用しようとし、人の気持ちが全くわからない真寛さんの態度と、そんな真寛さんに負けてしまった4年前の私
こんなオンナに翔を取られるなんて馬鹿馬鹿しい
「のしをつけてあげるわよ」
って言えるぐらい強い女性になりたかったのに現実は
過去の敵を目の前にしてモヤモヤしていて、イジイジしている私
なんとかして打開したい
それからずっと真寛さんはまくしあげるように私を罵り、翔を勝ち取った勝者として自慢をする
時間の無駄
約束の30分はとうに過ぎている
彼女と時間を過ごし、同じ空間で空気を吸うのは精神的に辛い
それぐらい精神的に嫌な存在
もうここから出たい
ブライダルフェアに行きたい
ここは言いたい事を言って決別しよう
「貴方の言いたい事はよくわかった。私は結果的に貴方に翔を取られた。もう過去の事だし、被害者ぶるのも止める。でも今日の貴方の態度を見て覚悟は決まった。私の人生を変えた貴方を一生恨む事を」
もう愛想笑いもしない
同情しない
助けたりもしない
4年も前の話なのに、心がズキズキ痛む
『彼女持ちの翔を奪って、2人でヨロシクやっている間に美波がどんなに苦しんでいたかわかっているか?』
「そんなの、わかるわけないでしょー。私の事じゃないんだしー」
『今のお前と変わらないんじゃないかと俺は思う。お前がヨリを戻すために必死で足掻いているのはわかる。あの時の美波も足掻いていた。そうだよな』
宙さんがこちらを見たのでウンって頷いた
『あの時、お前の存在を美波言わないように翔に言ったんだって』
「そうだったけ? 忘れたー」
『急に変わった翔の態度。陰で女がいるのにそれすらわからない。結果、無残に捨てられた美波の気持ちをお前はわかるか?』
「宙くん、そんなの自分の事じゃないし、わかる訳ないじゃない?それにね恋愛とか結婚とかって結果が重要。結局、取られて何もしないアナタにも問題があるのよー」
アナタニモモンダイガアルノヨー
真寛さんの、さっき言った言葉が頭の中をこだまする
翔を取られたのは、私が悪いって事?
あの頃は取られるなんて思ってもいなかったから隙だらけだったのは確か
全く、何もしなかった訳ではない
勇気を振り絞って電話だってした
あの時の選択が不正解だったのは確かだ
振り返っても、もっともっとすべき事があったのはわかる
今更どうこうできる事でもないし、別に何もしたくない
私は確実に未来に進んでいるから
今、何に怒っているかって?
手段の為なら何でも利用しようとし、人の気持ちが全くわからない真寛さんの態度と、そんな真寛さんに負けてしまった4年前の私
こんなオンナに翔を取られるなんて馬鹿馬鹿しい
「のしをつけてあげるわよ」
って言えるぐらい強い女性になりたかったのに現実は
過去の敵を目の前にしてモヤモヤしていて、イジイジしている私
なんとかして打開したい
それからずっと真寛さんはまくしあげるように私を罵り、翔を勝ち取った勝者として自慢をする
時間の無駄
約束の30分はとうに過ぎている
彼女と時間を過ごし、同じ空間で空気を吸うのは精神的に辛い
それぐらい精神的に嫌な存在
もうここから出たい
ブライダルフェアに行きたい
ここは言いたい事を言って決別しよう
「貴方の言いたい事はよくわかった。私は結果的に貴方に翔を取られた。もう過去の事だし、被害者ぶるのも止める。でも今日の貴方の態度を見て覚悟は決まった。私の人生を変えた貴方を一生恨む事を」
もう愛想笑いもしない
同情しない
助けたりもしない