perverse
真寛さんには姉のような子育てはやらない?
たぶん、出来ない
それならば翔が真寛さんをサポートすれば良い事何だけど、生物上的には実の子供ではない
離婚も考えている訳だし、確実にやらないと思う
数回しか見ていないけど、翔から望愛ちゃんに父親としての十分な愛情を注がれているかというと、十分ではないように見える
義務で接しているような
そんな風にしか見えない感が否めない
私の希望としては
元カノとしてではなくて、将来の義姉としての立場として言わしてもらえるのなら
こんな義妹はいらない
身内なんかになりたくない
という気持ちがある
暴力をふるわれたのもあるけど、二度と関わりたくない
それならば翔にこの怪我を利用してもらうのもアリかなって思う
昔、愛した人には幸せになって欲しいから
あんな真寛さんと一緒にいても確実に翔は幸せにならないというか、いつまでも不幸だろう
私はこれから宙さんと結婚をして幸せになる
だから、最後に翔の為に利用されても良いと思った
宙さんと翔は話が終わったらしく翔が私の様子を見に寝室に来た
ベッドの傍らでひざまずき、私の顔を覗く翔
咄嗟の事で寝たふりができなかった私
「寝てなかったんだ」
「こんな状況で寝れないわよ」
「ゴメン。巻き込むつもりはなかったのに」
「翔は悪くない。悪いのは真寛さん」
「をこんな酷い状態にさせて。夫として引き止められなかったのは俺のせいだ」
「でも彼女の暴走は誰も止めることはできない」
「翔」
今の私は翔に同情しているだけ
元カレだからって、愛情はないと思う
寝室のドアの所に人影が見え、よく見てみると宙さんが心配そうに私と翔を見守っている
「宙さん」
私は彼を呼び寄せると、彼は翔を退かして同じ場所に膝まずき、私の頭を愛おしく撫でる
たぶん、出来ない
それならば翔が真寛さんをサポートすれば良い事何だけど、生物上的には実の子供ではない
離婚も考えている訳だし、確実にやらないと思う
数回しか見ていないけど、翔から望愛ちゃんに父親としての十分な愛情を注がれているかというと、十分ではないように見える
義務で接しているような
そんな風にしか見えない感が否めない
私の希望としては
元カノとしてではなくて、将来の義姉としての立場として言わしてもらえるのなら
こんな義妹はいらない
身内なんかになりたくない
という気持ちがある
暴力をふるわれたのもあるけど、二度と関わりたくない
それならば翔にこの怪我を利用してもらうのもアリかなって思う
昔、愛した人には幸せになって欲しいから
あんな真寛さんと一緒にいても確実に翔は幸せにならないというか、いつまでも不幸だろう
私はこれから宙さんと結婚をして幸せになる
だから、最後に翔の為に利用されても良いと思った
宙さんと翔は話が終わったらしく翔が私の様子を見に寝室に来た
ベッドの傍らでひざまずき、私の顔を覗く翔
咄嗟の事で寝たふりができなかった私
「寝てなかったんだ」
「こんな状況で寝れないわよ」
「ゴメン。巻き込むつもりはなかったのに」
「翔は悪くない。悪いのは真寛さん」
「をこんな酷い状態にさせて。夫として引き止められなかったのは俺のせいだ」
「でも彼女の暴走は誰も止めることはできない」
「翔」
今の私は翔に同情しているだけ
元カレだからって、愛情はないと思う
寝室のドアの所に人影が見え、よく見てみると宙さんが心配そうに私と翔を見守っている
「宙さん」
私は彼を呼び寄せると、彼は翔を退かして同じ場所に膝まずき、私の頭を愛おしく撫でる