perverse

ホテルから徒歩５分のところに、大きなショッピングセンターがある

服は順調良く購入

パジャマは？
備え付けがあるからいらない

問題は････下着・・・

これがあるから宙さんとは一緒に来れなかった

恥ずかしい････そして悩む････

宙さんと、もしかして････なんて思ってしまう

もしかして私、期待している？

違う、違う！

万が一・・・そうなった場合･･･どうする？ってこと

その場合の下着は？

勝負下着が必要？

でもそれって、いかにもだよねー

まだプロポーズの返事もしていないのに

たぶん宙さんのペースに負けそうな自分がいる

私の気持ちは････悪くはないと思っている

それ以上の気持ちは？

まだ再会してからの時間が短いため、心が育っていないような気がする

私の気持ちは宙さんは良い人だと思う

たぶん私はこの人と一緒にいれば、せになれるだろう

経済的にも翔といる時よりも豊かに暮らせる

問題は翔の兄ということと、もう少し時間をかけて、ゆっくり気持ちを育みたい・・・という自分の気持ち

なぜ宙さんは、こんなに焦っているのだろう？

ボッーと下着を見ながら考えていた

「何かお探しですか？」

定員さんに声をかけらる

「大丈夫です！」

正気に戻って、いつもと変わらない下着を２セット買い物かごに入れてレジに進んだ。