perverse
唇を押しつけられ舌が熱く侵入し、絡みあう

私の唇に触れていた彼の唇が離れ、首筋を伝う

『私これから・・・・宙さんに抱かれるんだ』

そう思いながら、熱い、勢いのある彼の感触を全身で感じる

『あ・・・・キモチイイ・・・・』

頭の中がボーッとなる

意識が薄れる

そんな私を宙さんは覆い被さり、愛おしそうに体を愛撫

うっすら開けた眼でそれを確認

翌日の午前2時、目が覚める

私の目の前にあるのは、宙さんの胸

足は絡まりあっている

つまり抱きしめられているということ

部屋は明かりが消えて真っ暗で、宙さんは寝息を立てて眠っている

私は酔いが覚めた頭で眠る前のことを思い出してみる

確か抱かれていたよね・・・

と着ていたバスローブはきちんと着たままだし、下着は・・・・最初からつけていなかった

これは確認できない・・・

絡まる足のはだけた宙さんのバスローブの下には彼の下着の感触が・・・


< 80 / 294 >

この作品をシェア

pagetop