嘘はもう、
うう、やっぱり暗闇は怖いなあ…
しかもお化け屋敷感出してるから余計に怖い。
そんなことを考えながら柚加の方を見ると、
あれ?!居ない…
「柚、加…?」
呼んでみるものの返事がなければ人の気配さえなかった。
え、嘘でしょ…!?
暗闇で1人になった恐怖が襲ってきて私は両手で耳を塞いだ。
怖い…
すると、
ガシッ
「───!!!」
何かに右腕を掴まれた。
「や…いやっ」
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