breath
急に自分の部屋で寝るなんて、おかしいって思われてもしょうがない

樹さんはクスッって笑いながら

「俺が襲うとでも思ってるの?」

私は首を横に振り

「違います」

って言う

樹さんは私を抱きしめて唇を押し付けてきた

「ーーーーうっ………ん…………」

伝わる樹さん感触……気持ちがイイ……

樹さんの舌が、私の唇を割り込み侵入してきた

私の身体は、壁に押し当てられ身動きが取れない……


一瞬、唇が離れた時、樹さんと目が合う

「明日美の全てが欲しい」

と私の耳元で囁き、耳たぶを甘噛みする。私はその言葉を嬉しく思いコクンと頷いた

私は樹さんに寝室に連れていかれ、ベッドに座らされる

樹さんが隣に座り、私を抱きしめ、さっきの続きのようにキスをする。

さっきよりも激しく入ってくるのを、私は受け入れる。私は……これを待っていたんだ……改めて思うと同時に、彼に抱かれ彼の物になれる嬉しさが内心からこみ上げてきた
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