breath
「ええ、社長のプライベートはほとんど存じないですし」
「そうか」
その後、珍しく社長は自分の事を話した。鈴香さんとは幼馴染で、私と樹さんみたいに親の決めた結婚だった事。両思いで結婚したと思っていたのに、実は鈴香さんは別に好きな人がいて浮気をしていた。社長は仕事が忙しくて浮気に気づかなかった。浮気をしていても実家や一族の付き合いは妻としてはしなくてはいけなくてそれが原因で鬱病になった。鈴香はさんは離婚を申し出、社長も受け入れた。彼女の浮気が原因の離婚なので、財産分与を鈴香さんは放棄。
その後、浮気相手と再婚して今日に至るらしい
珍しく自分の事を話す社長に同情してしまう私
「そういえば樹とよりを戻したのか?」
社長が私に聞くけど私はどう答えたら良いのかわからない。私の気持ちは関係ない樹さん主導での付き合いだから
「樹さんが何か言いましたか?」
「ヨリを戻したって」
「そうですか」
「大丈夫か?」
私はコクンと縦に首を振る
「樹に振り回されていないか?」
社長はいつも、なぜか不思議なくらい私の心が読める
「社長には何でもお見通しなんですね」
「無理していないか?」
私はどう答えて良いかわからず、微笑むしかできない
「樹は日本に帰国してから人が変わったかのように。積極的に、時には強引に仕事を進める。やり方が高宮社長そっくりだ」
「社長も感じていましたか?樹さんの事」
「ああ」
仕事上の事は直接接していないからわからないけど、二人でいる時も以前みたいな優柔不断な所は見かけない
ブレていないっていうか
自分の思った通りに動いている
「そうか」
その後、珍しく社長は自分の事を話した。鈴香さんとは幼馴染で、私と樹さんみたいに親の決めた結婚だった事。両思いで結婚したと思っていたのに、実は鈴香さんは別に好きな人がいて浮気をしていた。社長は仕事が忙しくて浮気に気づかなかった。浮気をしていても実家や一族の付き合いは妻としてはしなくてはいけなくてそれが原因で鬱病になった。鈴香はさんは離婚を申し出、社長も受け入れた。彼女の浮気が原因の離婚なので、財産分与を鈴香さんは放棄。
その後、浮気相手と再婚して今日に至るらしい
珍しく自分の事を話す社長に同情してしまう私
「そういえば樹とよりを戻したのか?」
社長が私に聞くけど私はどう答えたら良いのかわからない。私の気持ちは関係ない樹さん主導での付き合いだから
「樹さんが何か言いましたか?」
「ヨリを戻したって」
「そうですか」
「大丈夫か?」
私はコクンと縦に首を振る
「樹に振り回されていないか?」
社長はいつも、なぜか不思議なくらい私の心が読める
「社長には何でもお見通しなんですね」
「無理していないか?」
私はどう答えて良いかわからず、微笑むしかできない
「樹は日本に帰国してから人が変わったかのように。積極的に、時には強引に仕事を進める。やり方が高宮社長そっくりだ」
「社長も感じていましたか?樹さんの事」
「ああ」
仕事上の事は直接接していないからわからないけど、二人でいる時も以前みたいな優柔不断な所は見かけない
ブレていないっていうか
自分の思った通りに動いている