breath
心が痛い
呼吸が乱れ泣きじゃくる私を樹さんは抱きしめる
過呼吸になっていりる私の背中をさすり
「ゆっくり息を吐いて」
呼吸の乱れを整えるため優しく促す
私が落ち着きだした頃、樹さんはギュッと私を抱きしめて
「話はここで終わり。俺が守るから。ずっと俺の側にいてくれ」
樹さんの胸に顔を埋めているせいか彼の心臓の音が聞こえる
動悸がいつもより早い
樹さんは私のこの心の闇の乱れ方を見て、驚いているのかもしれない
「ごめんね」
弱っているのを盾にして甘えてもいいですか?
私は狡い
私は樹さんに本心を話さなければいけない
本当今、伝えた方が良いのはわかっているけどパニクっている状態で今、キチンと告げる事はできないだろう
だから今は甘えさせて下さい
< 509 / 657 >

この作品をシェア

pagetop