Vanilla
仕事が終わり、ロッカールームで着替えると今日も朝永さんのお出迎え。
真っ直ぐ家に帰ると、今日の夕飯も一緒に作った。
昨日朝永さんが勝手に決めたから。
昨日の残り物の味噌汁と魚の煮付けと肉じゃが。
材料切って煮込んだだけ。
楽チンな晩ご飯。
夕飯を食べ終えると朝永さんはお風呂に。
昨日と同様、私はクイックルワイパーを掴んで、掃除してます忙しいですよアピール。


「髪やって」

「……」

だが今日も同じ台詞が飛んできて。
反抗すると面倒事が増えるので、クイックルワイパーを壁に立て掛け、朝永さんに従うことにした。


「お前、今日も足、痺れさす気?」

朝永さんの真後ろのソファに正座してドライヤーを構えた瞬間呆れた顔で言われた。

昨日みたいに痺れるのも嫌だし、痺れたらまたマッサージで足を触られるかもしれないからな……。
そう思い、足を外側に崩したら、
< 363 / 566 >

この作品をシェア

pagetop