Vanilla
不意の温もりと甘い顔。
嫌でも心臓が勝手に跳ねる。
それより告白した彼女、まだそこに居るよね?と気まずさを覚えた時、
「お昼、行こうか」
先程の告白なんて無かったかのように何事もなく会話を私に投げてくる甘い顔の朝永さんのせいで、彼女の方を見れなくて朝永さんに視点を固定していると、パタパタと離れて行く走る足音。
……今の彼女、部署は分からないけれど、今後すれ違うことが会ったら気まずすぎる。
こんな風に私を利用しないでよ。
一気に憎々しくなって、私は朝永さんに繋がれている手を解こうと試みた。
が、何故か私の手を離してくれない。
「もう彼女行きましたよ。私、愛佳ちゃんと社食で待ち合わせしてますから」
役目は果たしたのだから離してよ。
「さっきのヤツが絡んできたら面倒だから来いよ」
「彼女、走ってっちゃったくらいだから、もう来ないですよ」
「良いから来い」
「え、ちょっ!」
それなのに朝永さんは無視して、私の手を離すことなく社食に向かう。
嫌でも心臓が勝手に跳ねる。
それより告白した彼女、まだそこに居るよね?と気まずさを覚えた時、
「お昼、行こうか」
先程の告白なんて無かったかのように何事もなく会話を私に投げてくる甘い顔の朝永さんのせいで、彼女の方を見れなくて朝永さんに視点を固定していると、パタパタと離れて行く走る足音。
……今の彼女、部署は分からないけれど、今後すれ違うことが会ったら気まずすぎる。
こんな風に私を利用しないでよ。
一気に憎々しくなって、私は朝永さんに繋がれている手を解こうと試みた。
が、何故か私の手を離してくれない。
「もう彼女行きましたよ。私、愛佳ちゃんと社食で待ち合わせしてますから」
役目は果たしたのだから離してよ。
「さっきのヤツが絡んできたら面倒だから来いよ」
「彼女、走ってっちゃったくらいだから、もう来ないですよ」
「良いから来い」
「え、ちょっ!」
それなのに朝永さんは無視して、私の手を離すことなく社食に向かう。