Vanilla
「別に」
朝永さんは穂香さんを見ずに素っ気無い態度で返す。
いつも会社じゃ甘い恋人役を演じているのに、素が出てますよ?良いんですか?
「じゃあ行こう!」
パッと顔を上げた穂香さんはいつもの笑顔に戻っていた。
「……愛佳ちゃんも来るので、三人分ありますか?」
私は穂香さんに訊ねる。
「あるある!」
無いと言って欲しかったと、その答えにこっそり心の中で溜め息をついた。
乗り気がしないのは、前回朝永さんのことで質問責めにあったから。
でも席を確保してあると言われたら、私からは断り難い。
「また穂香さんと食べますか?」
私は希望を込めて、朝永さんに訊ねる。
「一緒に食べるよね?朝永君」
朝永さんが答える前に穂香さんが私の左腕に飛びついてきて捕まってしまった。
私を連れて行く気満々で、がっちりと腕を掴んでいる。
朝永さんは穂香さんを見ずに素っ気無い態度で返す。
いつも会社じゃ甘い恋人役を演じているのに、素が出てますよ?良いんですか?
「じゃあ行こう!」
パッと顔を上げた穂香さんはいつもの笑顔に戻っていた。
「……愛佳ちゃんも来るので、三人分ありますか?」
私は穂香さんに訊ねる。
「あるある!」
無いと言って欲しかったと、その答えにこっそり心の中で溜め息をついた。
乗り気がしないのは、前回朝永さんのことで質問責めにあったから。
でも席を確保してあると言われたら、私からは断り難い。
「また穂香さんと食べますか?」
私は希望を込めて、朝永さんに訊ねる。
「一緒に食べるよね?朝永君」
朝永さんが答える前に穂香さんが私の左腕に飛びついてきて捕まってしまった。
私を連れて行く気満々で、がっちりと腕を掴んでいる。