先生。



帰り道、登録したばかりの司からメッセージがスマホに届いた。


そして通知画面の曜日を見て、パッと思い出したことがある。





「今日、お店の日だ」





もう行く必要は無くなったけど、普通に徹さんには会いたいな。


だけど、頭の片隅に譲先生がチラつく。



行ったら怒るかな…



…怒るよね。


やめておこう。



いつもは街へ向かわせる足を、今日は先生の家の方へと向かわせた。



ていうかあの喫煙野郎酷いよね。


私に掃除させておいて、自分は先に帰るとか。



なんて心の中で愚痴って、玄関開けて中に入ろうとしたけど。



…そこでフリーズした。



女物の靴がある。



そしてリビングからは、内容は聞こえないけど話し声が聞こえてきた。

< 19 / 399 >

この作品をシェア

pagetop