先生。
…ああ、そういう事。
私だって空気が読めないわけじゃ無いし、頭だって悪くない。
また、大人の嘘に騙されたんだ。
来るとしても夜中だって、先生がそう言ったんじゃん。
「…どうしよ」
2人がいるのに、こんなところには帰れないし。
あ…そっか。
これはお店に行けってことなのかな。
徹さんにも会いたかったし、丁度良かったのかもしれない。
怒られるかも、なんてどうでもいいや。
私は開けたばかりの扉をまた開けて、いつも通りお店への道を歩いた。
先生と彼女のことなんてどうでもいいのに。
本当どうでもいいのに…
お店に行っていた時も、徹さんと会った時も、一緒にいる今も、心は晴れないし頭から離れない。