先生。
晴れなのに先生と一緒に学校へ向かい、いつもの空き地で降ろしてもらった。
教室に入り、席に着くと、司がジロジロと私を見てくる。
「…なに?」
「俺になんか言うことねーの?」
それは、お礼を求められているのか。
それとも謝罪なのか。
「その感じだとうまくいったんだろ?」
なぜわかる?
一種の才能だと思う。
心から。
「………がと」
「俺のおかげなのになー。感謝が足りないなー」
「てゆか司…「あ、津山」」
「え!どこ!!」
「うーそー!」
私の荷が下りて、一緒に背負っていてくれた司の荷物もなくなったのかもしれない。
いつも通りの、私たちだ。