先生。


「っクソガキ!」


「んだと?ちょっとうまくいったからって調子乗んな!」





そんな言い合いをしている時、チャイムが鳴って一時休戦に入った。





「あ、数学じゃん」





なんて隣の司が呟いて、ハッとして扉の方を見ると、ちょうど先生が入ってきたところ。





「はい、号令」


「起立」





気をつけていても、ニヤニヤが止まらない。


教卓に立ってるだけで、カッコイイなんて…本当ズルい。





「顔ゆっるゆるだぞ。大丈夫ですか」





隣にいる司が、そう小声で話しかけてくる。





「授業中だよ?私語はやめようよ」


「どこぞの優等生だよ。しかもお前、数学しか真面目にやってないのバレてるから」

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