先生。
なんて拗ねたように言った先生。
「嬉しい…」
だからたくさんのキスが終わって目があった時、ポロっとそんな言葉がでていた。
これが私の本音。
「ふざけんな。俺怒ってるからね?」
「うん…知ってるよ」
それでもやっぱり嬉しくて、顔が緩んじゃうんだもん。
「こんなにくっきり跡付けたのに。もっと付けた方がよかった?」
「ま、待って!ダメ!」
「なんで?嬉しいんでしょ?」
「や、違っ…」
「全部俺のなんだよ」
そんな目で、そんなこと言わないで。
キュンキュンしすぎて死んでしまいそう。
結局、先生は会議が始まるまで離してくれなくて。
でもやっぱりそれが嬉しくて、帰り道も心臓が高鳴った。
多分意識してないけどニヤニヤしてるんだろうな。
通りすがりの人がジロジロ見てくるもん。