先生。
私の笑顔に負けじと、先生もニコっと笑ってくる。
お互い、目が笑ってないよ…目が…
「こんな目しちゃってさ。いつも男の先生の前ではそうすんの?」
まあ、言われてみれば確かに…
これして怒ってきた先生いないし。
「…しないよ」
「俺は嘘つく子嫌いだよ」
パッと腕を引かれて、近くのソファーに押し倒されればもう逃げ場なんてない。
視界には、私を見下ろす先生の顔と、たらんと垂れるネクタイだけ。
「仲良いね」
「え?」
「立花と。仲良い」
「…裏切り者です。あのヤロー」
「羨ましいな。同級生との距離感?みたいなの」
「…んっ……せ…んっせ…」
「マジで妬ける」