先生。


「俺さ、夏目のことずっと可愛いと思ってたわけ」


「うん」





だんだんお酒が回り始めて、そして私もいつのまにか口に入れてて…


ってしてるうちに、空間は一気に騒がしくなる。





「なのに、立花がフッと現れてさー」





私と司の間に座る男子が、そう言って司に倒れ込んだ。





「立花はさ、ルックスもいいし運動もできるし?夏目と仲もいいしさ」


「司はね!本当は寂しがりやなの!」





何を言っているのか自分でもわかっているけど、酔いが回り始めて自分じゃ止められない。


勢いで先生のことだけは、絶対に言わないようにしなきゃ。





「潤」


「なーに?」


「帰るぞ」


「なんでー」





話しがだんだんと盛り上がってきた頃。

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