先生。
「潤」
「んー?」
俺は潤を部屋へ入れると、ソファへ座らせた。
潤の足元に座る俺は、彼女の左腕につけてある腕時計を見せる。
「今何時?」
「夜」
「何時?」
「んー……2時半?かな…?」
「俺、言ったよね?」
俺がそう言うと、ソファからまた俺に倒れてくる。
グタッと力なく抱きついてくるから、怒りたいのに怒る気もなくなるわ…
「…私が悪いの?」
「そうだよ。約束守れない子は嫌い」
俺の膝に乗って、顔は肩に乗ってある。
いつもこんなことしてこないし、俺がさせても顔を真っ赤にするのに、今は表情1つ変えない。
「先生だって、ミラちゃんと仲良しじゃん…」
「まだその話してんの」
「まだって、まだまだするよ!まだまだ根に持つもん!」