先生。


「それはそれで仕方ないだろ」


「仕方ない…か」


「そんくらいで他の女つくるくらいなら、その男はそこまでだろ。大した器じゃねーんじゃね」





真剣に親身になって考えてくれてるのが嬉しくて、思わず笑みが溢れる。



なんか、司と似てるな…





「なに笑ってんだよ」


「だって、適当にとか言ってたくせにしっかり聞いてくれるから、嬉しくて」


「…うっせ」


「玲太のこと友達、いや仲間?だと思ってるからね、私!」


「勝手にすれば」





なんてまた素っ気ない玲太に戻るから、また笑みが溢れた。




玲太と色んな話をしていると、時間は過ぎて、ザワザワと登校してくる生徒が窓から見える。

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