先生。


だけど玲太は子どもみたいに笑っていて、その笑顔を崩したくないと思った。





「はじまんぞ」





スタートの画面が表示されて、廃墟のような場面に移った。


扉がバンっと開いた音だけで体が跳ねる。



そのうち大量のゾンビが出てきて、両手で構えるんだろうけど怖くてあまり画面が見れない。





「なに?ビビってんの?」


「は!び、び、ビビってないし!」





なんて言うけど、10回あったら2回くらいしかゾンビに銃を当てれないままゲームは終わった。





「あー楽しかったー」


「どこが?!」


「んじゃあ、お詫びになんか取ってやるよ」





機械から出て、近くにあったUFOキャッチャーに足を進める。



私が可愛いキーホルダーを指定すると、その人形を1発で軽々と取った。





「え、すご…!」


「まあ、余裕?」

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