先生。



それから何年かぶりに、ゲーセンにやって来た。


いや本当、何年ぶりだろう。



玲太はよく入り浸ってるのか、慣れた様子で自分の目当ての機械に進んでいく。





「ゾンビってどう思う?」


「…は、いきなり何?」


「好きか嫌いか」


「…好きな人っていんの」


「よし、じゃあ入れ」





そう言うと、暗い機械の中に私を強引に押入れた。



前には大きい画面があって、椅子に座ると操作する銃の様なものがセットしてある。





「え、まじ?無理だよ?こういうの!」





怖いドキドキもあるし、暗い部屋の中に腕が触れ合うくらいの距離の近さにもドキドキする…





「怖ぇなら、手繋いでやってもいいけど?」

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