先生。
「お前さ、自由行動…立花とまわんの?」
「あ、まあ、そうだけど…」
「あのセンコーがダメならあいつにするってことかよ?」
「違うよ。友達だし、私が1人だからって気を遣ってくれたの」
私がそういうと、玲太は私に目を合わせる。
「なら、俺にしろよ」
その目は、私を捉えて離さない。
そんな目に吸い込まれそうになるけど、必死に耐える。
「……ごめん。今回は司に色々迷惑かけちゃったし…先に約束したから…」
「…そっか。わかった」
自分で断っておきながら、玲太の落胆した姿を見て心が痛んだ。
「ほら、帰んぞ」
だけど、気まずくて止まってた私に声をかけてくれる。
1人じゃないって思えた。
司も、玲太も私にはいる。