先生。


変に意識しちゃう。


布団の中で触れ合ってる肌も、近すぎる先生の顔も。





「雨だったら送ってこうと思ったけど、自分で学校行く?」





こんな気持ち、すぐに捨ててしまいたいのに。





「…送って、欲しいです」





体や言葉は嘘をついてくれない。





「えー、わがまま」


「…じゃあいい」


「いーですよ。送りますよ」





どうしてこの人に振り回されるんだろう…





「なんか娘ができるとこんな気分だろうなって思う」





娘、か…


それって、恋愛対象には入れないってこと。



私は生徒で、先生は教師だから?













それから先生に空き地まで送ってもらった。


車の中にいる時も、ろくに話もせず、ただ昨日のことをボーッと考えるだけ。

< 32 / 399 >

この作品をシェア

pagetop