先生。
「……私が、先生に無理させてたね」
「潤…?」
「未来から私は消えてたのにっ…」
自分で言っておいて、苦しさが襲う。
だけど、終止符を打たないと。
もう、大好きな人を苦しめるのは嫌だ。
「先生…たくさん助けてくれて、ありがとう…」
涙は止まらないけど、悲しくてたまらないけど、私の出来る精一杯の笑顔で笑った。
「楽しかった…大好きだった……だけど、もうこういうの終わりにするね…」
本当は嫌だ。
離れたくない。
「さよなら、先生……」
そのまま準備室からは、逃げるように走り去った。
全て終わったんだ。
何もかも失った。
先生がいない世界なんて消えちゃえばいいのに。
私ごと全部…消えちゃえばいいのに。