先生。


それから、少し話して。





「先に風呂入れ」





って、命令形で言われたからそれに甘えることにした。



やっぱり1人になってしまうと、嫌でも頭を掠めることがある。



考えないようにって鼻歌を浴場に響かせてみたけど…


それは笑えるくらい震えていて、泣きそうになってやめた。



いつかこんなことも、笑い話にできる日が来るのだろうか。





司もお風呂から上がって、濡れてる髪とか制服じゃない司とか新鮮すぎて、目のやり場に困る。



私が感じてるだけかもしれないけど、さっきとは打って変わって気まずい…





「寝る?」


「だね…明日、学校だし…」


「ベッド使えよ」


「や、本当にそれはダメだよ。私がソファーでいいから」

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