先生。


姿が見えなくても、思い出すように強い魔法をかけたんでしょう…?





「やっぱり私…っ、どうしても先生が好き…」





一緒に居すぎてわからなくなってしまった。


当たり前だから、欲張ってしまっていた。



お互いの大切さとか、愛とか…





「やっと目覚ましたか。アホ」


「司…」


「確かに泣いてる時もあいつのせいだったけど、幸せそうにしてる時だって全部、あいつがいたからだろ」





私自身を知っているのは、私よりも司なのかもしれない。





「潤はあいつと幸せになるべきだと思うよ」


「…すごいね。司は。いつも私を正しい方に導いてくれる。きっと先生より教師に向いてるよ」





少しガキで、ウザいところもあるけど、それも含めて司のいいところだと思った。

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