先生。
車の中では心地よかった静寂が、部屋の中でそうなるとなんだか気恥ずかしくて。
居ても立っても居られなくなる。
「あ!先生、私ね学年末で数学100点とったの!」
「すごいじゃん」
「あと、その…み、ミラちゃん…とも、友達になれた…よ?」
「そっか」
「うん!…あ、とは…えっと…」
先生と2人の時ってどんな会話してたっけ?
先生が居なかった間の私なんて、何かの抜け殻みたいなもので話すような事もない。
それより気になるのはもっと…
「せ…先生はさ、私と離れてる間、何してた…?」
そういった声は多分、震えてた。
ギュッとスカートを握る手に力が入る。
「こっちおいで」