先生。


私の質問に答えず、突然そう言われて心拍数が上がる。


それを抑えつつ先生の側によると、腕を引かれて唇が重なった。



離れた先生の艶っぽさにあり得ないくらい心臓が高鳴っていく。



やばい…大好きすぎる……





「こうやって触れて、視界も、匂いも、感触も。潤の全部、俺だけで埋まればいいのにって思ってた」


「…え?」


「さっきの質問の答え。情けないくらい、四六時中お前のこと考えてたよ」


「私も…ずっと、先生だけ…っ」





再び唇が重なれば、私の全ては先生で埋まって何も考えられなくなる。


手首は逃げられないように固定されて、息つく間もなく唇で塞ぐ。



支配されてるようなこの感覚が、たまらなく好き。

< 394 / 399 >

この作品をシェア

pagetop