先生。
すると先生の力がまた抜けて、さっきよりも重くなったから、今度は本当に寝たみたい。
「ねえ…今日のこと、忘れないで…」
先生に布団をかけて、私は寝室へと向かった。
そして朝起きれば、いい匂いが部屋中に広がってた。
今日は私が朝ごはん作るって決めてたのに。
そう思いながらリビングに向かうと、キッチンに立っている先生がいた。
今ではもう、先生の後ろ姿だけで胸が痛い。
「なに突っ立ってんの?座りなよ」
もしかしたら…
そうどこかで期待してる自分がいる。
「先生昨日の夜どこで寝たの?」
「あー、起きたらリビングに居た。途中で力尽きたんだな多分」
…先生は何も覚えてないんだね。