星の向こうできみを待っている。
『あたしの病気、そんなに悪かったんだね。高校生になる前に死んじゃうんだ…』
ははっと乾いた笑い声が漏れた。
なんなのかな?
苦しいって言葉も、辛いって言葉も当てはまらない。
ただ、心にぽっかり穴があいたような、変な感じ。
『そんなことない。絶対に治療法は…『やめて!!』』
そうやってはぐらかして。
お兄ちゃんには本当のこと言うくせに、あたしには何も教えてくれない。
お母さんのことだって、直接話してくれたこと無いじゃん。
『お父さんはあたしが死んだ方がいいと思ってるんでしょ?』
『何言ってんだ…。そんなこと一度も思ったことない』
『父さんはいつだって希愛のこと想ってる』
2人の声が震えていた。
親子そろってなんなの?