恋する剣士
「有、かもな…」


佐々木が呟いた


「有も何も、自然なことさ」

「すまない 下がっていいぞ」


駒乃以外の女が部屋を出る
明と話に夢中な駒乃は、気づいていない



「桂、お前だろ?アキラを普通の女にしたいって
言いだしたのはよ」


「ええ」


「佐々木さん、明は会津藩の何ですか?」

「明?」



桂と佐々木に、アキラではなく明が本当の名であることを告げた






「普通の女ってのは、何してる?」

「へ? …へぇ えと、なんやろ」

「普通の女が何か、良く知らなくて」

「町の娘はんに聞いたらよろしいわ」

「駒乃に聞きたい」





〝普通の女〟 明自身が、興味を持っていることに
男達は、気がついた


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