恋する剣士
土方の部屋


新選組幹部と桂、佐々木が
蝋燭の灯りをたよりに、顔を合わせる


「しかし… この組み合わせは…」

「あぁ、明が引き合わせた縁とはいえ…」

「あり得んな」



クスッと笑い、桂が話を始めた


「明か… 俺は、明と取引をしている
長州の中でも過激派には、手を焼いていて
どれだけ説得しても、改心しない
そんな時、明がその対応をするから
そちらの情報をくれと持ち掛けてきた
俺達は、手を組んだ
浪士組が出来る少し前、明が会津に戻ったおり
体中に痣をこしらえ、フラフラになって戻ってきた
俺が、明を女だと知ったのは、その時だ」



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